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(つづき)


・解放の踊り

今日の踊りは前回に引き続き「解放の踊り」前半戦。

この踊りは、西の魔女イブリーンを倒し、それまでこき使われていた人々が解放された喜び溢れる、エネルギッシュな踊りです。全員で踊るので、踊り担当リーダーかなえの下しっかり振りをからだに染み込ませます。


これも星のこどもミュージカルの特別なところだとおもうのですが、
基本的に踊るときの立ち位置を決めません。

それぞれ自分がやりやすい場所、居やすい場所で踊ります。


お母さん方の中にはもっと子どもを前に出すようにしてほしい!と思っている方もいるでしょう。

でも、その子がそこで踊っているのにはきっと何らかの理由があるはずで、
誰かをお手本に見ながら必死に踊っているかもしれません。
横に友達が居るのかもしれません。
その日は体調が悪いからかもしれません。

その想いを汲んで、というか、このミュージカルは、
こどもに強制して何かをさせる場所ではないのです。


星のこどもミュージカルでは

1. けがをしない
2. 思いっきり自分を出す
3. 感謝する

ことだけが全員に課せられています。唯一の約束です。


「今日は調子が悪いな」と思ったら無理をしない。すっと引いておく。にこっと笑っておく。
始まりと終わりには必ず正座で挨拶をする。幼稚園児でも、おばあちゃんでも。

この3つの約束ができている限り、リーダーは怒ったり叱ったり、注意しません。
リーダーたちは出演者・参加者が自分を出すことができる場所を保障してくれているのです。

なので「ここに立ちなさい」だとか、「こうしなさい」といった指導は存在しません。


わたしも練習のときは、初めて躍る子が見えやすい位置や隣にいたり、前のほうにいることが多いのですが、
本番では最近段上(舞台奥のひな壇。おねーさんの特権だぜ☆)の住人に仲間入りしました♪ 
前方は若手にお任せです。



・即興2

再び即興!お次はマンチキンの小人たちがドロシーを巻き込んで繰り広げる行進の即興です。

先ほど同様、6人列で即興をした後、即興で出た動きを基に行進の音楽に合わせて、
ドロシーも思わずやりたくなるような行進を考えます。

どんな行進にする?どうまとめる?つまりは勘です!!そしてグループごとに発表。

練習では「こうしような!」と言い合っていても、いざ発表となるとなんかまた新しいものが生み出されていたり、
「言ってたのと違う!!」なんてこともしばしば・・・


こうした何気ない(?)即興の中からシーンを彩る振り付けが生まれるのです。



・怪バラ

最後はお待ちかねの怪獣のバラード!
毎公演、アンコールで踊る曲です。

今日の体力を全部使い切って、走る!跳ぶ!踊る!



1回の練習内容はだいたいこんな感じ。これで2時間!
盛りだくさんでいつも本当にあっという間に終わってしまいます・・・


これが合宿(サマーキャンプ)ともなると一日中!
いくつ元気玉があっても足りないぜ!!??



サマーキャンプは出演者だけでなく一般参加が可能です!


ミュージカルを体験して見たい!

ボディートークに興味がある!

テレビでやってた「動物鳴きまね健康法」をやってみたい!

ベテランお母さんと子育てトークがしたい!


幼稚園児から学生、社会人、高齢の方でも。
やんちゃな子も、おとなしい子も、ハンディを持っている子も。


動機は何でも、体験して見ませんか?
詳しくは「サマーキャンプ開催!」項で。



暑い夏をもっと熱くしよう!




明日はどんな練習になるのかなー

(ちんたら書いてたら前日になってしまった・・・)


ではまた




いつき




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いつき

<3行プロフィール>
現在21歳。ピチピチの女子大生と言っていられるのは今年まで。ミュージカル話押しで内定をゲット。
5歳で初舞台。歌と踊りとお芝居と、それぞれにそこそこできると本人は思っている。
中学の演劇部の発声で体得した声のでかさと、高校の器械体操部で体得した柔軟性、俊敏性を武器にこどもたちと戯れ、味方につければこっちのもんさ(ニヤリ)。


詳しくはメンバープロフィール項へ!


前回練習から1週間空いて、待ちに待った第2回練習が行われました。
内容をつらつらと。長いので2回に分けます♪



・自然体運動

 星のこどもミュージカルの基本であるボディートークのウォーミングアップです。

一人で体をゆする動きから、ねっころがっての発声。
二人組みで背中たたき、がんこほぐしで首を柔らかくしたら
今度は三人で輪くぐり。

徐々にからだが柔らかくなり、動ける体になってきたところで大きな円になり中心に向かって発声。
といっても大きな声を出すためのものではありません。響きあうために声を出し、重ねていきます。


蚕になったイメージで口から絹糸を出すように声を出して発生練習。
「うー」が「ゆー」へ。
そして何時の間にか「ゆうやけこやけ」の歌へ。


音響担当の方いわく、「毎年メンバーは立ち代り入れ替わりするけど、声の質は引き継がれている」とか!



・歌時間

声を出すからだになったら、歌の時間です。

オズの魔法使いは歌の多い作品です。
登場人物それぞれ、場面それぞれにそれは多彩な歌と踊りが存在する作品なのです。

ということは?いっぱい練習が必要だってこと!


今回はあらすじに沿って数曲を練習しました。

歌の練習といっても楽譜を見ながら音をとって・・・というものではありません。

星のこどもミュージカルでは、基本は歌詞だけ見て、あとは耳で聞いて口ずさんで覚えます。
自然とからだに入ってくるメロディーばかりなので、はじめて来たお子さんでもすっかり覚えてしまって家でも毎日歌い踊るようになるほどです!!
かつてはわたしもそんな子供の一人でした・・・



・即興

休憩を挟んでお次はお待ちかねの即興タイム!!

老若男女入り混じって6人の列を作り、先頭の人がリーダーの出すお題を表現し、後ろの人はそれを真似して付いていきます。
この時声も含めて表現するのがコツ!


お年頃のオトメの中には「ハズカシイ!」「ニガテ!!」なんて子もいたり、
何をしたらいいのやらポカーンとなっている子もたまにいます(笑)

そういう子には声をかけて一緒に二人で先頭をしたり、ちょこっとフォローもしますが、基本その子にお任せしちゃいます。


ちっちゃい子の方が動きが豊かで、付いて行く後ろが必死!なんてこともしばしば・・・

おもしろい動きのチームをリーダーがチョイスしてみんなで見合いっこして、また次の先頭に変わって即興は続きます。


今回一番面白かったのは、「しけって爆発しそうでしない花火」。

爆発!!??・・・しなーい♪ 花火がイヤイヤって首振ってるし!

この面白さ、絶対に言葉で伝えられないのがくやしい!!




(練習はまだまだつづーく!)


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いつき

<3行プロフィール>
現在21歳。ピチピチの女子大生と言っていられるのは今年まで。ミュージカル話押しで内定をゲット。
5歳で初舞台。歌と踊りとお芝居と、それぞれにそこそこできると本人は思っている。
中学の演劇部の発声で体得した声のでかさと、高校の器械体操部で体得した柔軟性、俊敏性を武器にこどもたちと戯れ、味方につければこっちのもんさ(ニヤリ)。


詳しくはメンバープロフィール項へ!

6月に無料体験があってから約三週間。
いよいよ「オズの魔法使い2011」が始まりました。

今日の練習には新しい子が3人!
ワンパクな兄弟と走ることが大好きな男の子。ワンパクな兄弟は、みんなの注目の的でした。何をするにも目を引く感じで、いたずらしたり、リーダーにちょっかい掛けに行ったり椅子の下に隠れて手を振っていたりと忙しい・・・
もう1人の男の子は、ウォーミングアップ中ずっと「何が面白いのかなあ?」「何で皆笑ってるの?」と隣に居た私は質問攻めに・・
難しいことは言えないので、「何でだと思う?」と聞くと「う~ん・・・わかんないけど、面白いんだ」と答えが返ってきました。
ウォーミングアップが終わると歌の練習。
ドロシーが一番最後に「やっぱりふるさとが一番だ」と思って歌う『ふるさとがいちばんいい』という曲と、カカシが初めて地上に降りた喜びの歌『カカシの歌』を歌いました。
「オズの魔法使い」はとてもいい曲(歌)が沢山あるので、これからが楽しみです!!
歌が終わると即興の時間!ずっと参加してる子には「待ってました!!!」な時間。初めての子には「え・・・なにそれ?」っていう時間です。即興はある一つのお題を、自分のイメージで動いてみよう!っていうもの。初めは動けなくて当たり前!やってるうちに自然と色々な動きが出てくるもの。私は正直苦手です。でも楽しいので気がつくと動いてしまいます。

休憩を挟んで踊りの時間
今回は『オズ』に出てくる悪い魔女「イブリーン」から開放されたオズの国の住人達が踊る〈解放の踊り〉をやりました。
なかなかハードなんです、この踊り。前半部分までをやったところで、先生の一言「じゃあ、踊ったことある人踊って、後は見てて」よし!!と思い、リーダー達と踊り始めたものの、前半終わっても「そこまで!」の声がかからない。皆先生の顔を見るとニコニコ笑ってる、ということはラストまで踊るんだ!と踊ってる本人達は思いました。ラストまで踊りきると、もう立てません!!っていうくらいハードなんです。
でもそんなこと言ってられません!もう一度今度は皆と一緒に踊ります。何回踊って、バテても〈解放の踊り〉だけは何度でもおどれちゃうんです!!だって楽しいから。

最後の最後に、アンコールで踊る〈怪獣のバラード〉を踊って終わりました。

本当に充実した練習でした!



次回の練習は7月17日です!

夏の暑さをふっとばす一大イベント!
夏の暑さをもっと暑くする!!??一大イベント!

ミュージカルのサマーキャンプ!!

日時:8月10~12日
場所:滋賀県 希望が丘青年の城
費用:25000円



これは、大阪からバスに乗り、滋賀県にある「希望が丘青年の城」というところで2泊3日の集中練習をするものです!

ミュージカル体験・一般参加も受け付けていて、毎年全国からミュージカルを体験しに、大人からこどもまでやってきます。


だだっぴろーい体育館で声を出すこと、走り回ること。

夜遅くまで、なんなら朝までおねえさんおにいさんとどうでもいいこと、真剣なことを話しあうこと。

みんなでひとつの表現をすること。

他の人と生活すること。

怒られること。褒められること。

いろんな体験が待っています!!

うーん、夏が待ちきれないっっ!!!



(公式・改)
思う存分声を出し、自由自在に動いてみたいと思いませんか?

元気は自分の内側から湧き出してくる。

このサマーキャンプは、子どもも大人も、自分らしさを安心して出せる場として保障されています。

琵琶湖のほとりの、広い体育館のある施設で、生命弾むボディートークをしたり、
歌や踊り、セリフなどの全身表現をおもいっきり、言葉どおり全身で楽しむことができます。


夜には、森の小道でリーダー手作りのお化け大会があったり、子供同士、普段はできない夜の楽しみ方ができます!

大人は大人で集まって、子育てのこと、家族のこと、自分のことなど、同世代や先輩ママとの話はつきません・・・

このサマーキャンプが日常を離れ、積極的に自分を出せる場でだからこそ、
ココロ洗われる、つまり「生命のお洗濯」ができる場なのですね。


サマーキャンプはミュージカル公演に出演する人たちを中心に集まりますが、
出演しなくても全国からどなたでも参加することができます。


ここは「生命のるつぼ」です。

どんな方でも飛び込んでしまえば、自分の内側から喜びあふれる時間をすごすことができますよ!!




気になった方は、星のこども事務局まで気軽にお問い合わせください♪

ミュージカルひろば 星のこども TEL.06-6350-3001

お知らせが大変遅くなりすみません


本日、夜、7時58分スタートの『うひゃうひゃ健康テレビ』(テレビ大阪)に、ボディートークが紹介されます


ボディートークは、身体をほぐし、心も体も元気になろうという、健康法ですo(^o^)o
これはミュージカルのウォーミングアップでも行われています。

その中で、『牛の声』『カラスの鳴き声』『アシカ』が紹介されます。
収録は、セミナーをやってる風景が撮られました。増田先生のコメントもあります


番組のどこで紹介されるかは不明ですが……
最初からテレビに釘付けになって確認してくださいm(_ _)m

あっ、ちなみに、星くずメンバー、かなえ、ユキ、タケオも収録参加しましたよ
テレビに映るかな?



要チェクだ!



かなえでしたm(_ _)m

暑いので外には出ません! いつきです!!
そんなんでどんどんシロクマに近づいていっています・・・


タイトルはミュージカルのリーダーのブログにあった言葉です。
暑さを避けておうちですることといえば、本、論文、英語読み!!!
ってことで、本、文章について少し。


本との出会いは 世界を広げ、生き方を深めてくれる。
一冊の本には、それを書いた人がいて、タイトルの意味があって、その本が並んでいる棚で隣の本との関係があって。
その一冊から無限の世界が広がっている。
その断片が私の手の中に今あるのだ。
そういうことだと、私はこの言葉を勝手に解釈しました。


私は小、中と本の虫でした。

きっかけは父が近所の図書館で絵本を借りてきて読み聞かせてくれたことです。
毎晩寝る前に姉妹そろって1冊づつ絵本を読んでもらうのが習慣で、毎週14冊の絵本を消費していきました。幼稚園、小学校のときのことです。


以来重度の活字中毒を発症しています。
まんまと親のワナにはまってしまったような気がしないでもないですが、
特に中学校のときはそれしかないと言わんばかりに、どこか必死なほどに本を読んでいました。
中学校の図書館は昼休みにしか開きません。それも一度に3冊しか借りる事ができませんでした。
なので昼に借りた1冊を午後の授業中に読み、残り2冊は次の日の午前中に読んで、昼にまた違う3冊を借りる。毎日この繰り返しでした。


今思えばなぜあんなに本ばかり読んでいたの不思議でしょうがありません。
一冊たりとも読んだ本のタイトルを思い出せないのは、特に読んだことの何が面白いというわけでもなかったからなのかもしれません。
字を追って、ただ時間が過ぎるのを待っていたのかも知れません。
物語を読んでいる、その瞬間だけ、その本の世界に浸っていられる感覚が好きだったのかもしれません。
そう考えると本は無限に手を広げてくれていたのに、わたしは全然それに気づいておらず、とてももったいない時間の使い方だったのかなぁ、なんて思います。


まぁ少なくとも中学時代に読んだ文章の言葉たちが助けてくれるので、私は思っていることをまとめて文章を書いたり、膨大な日本語をななめに読んでピックアップすることが苦ではないです。


でもそんなわたしの書いた文章も、誰かに何かを残すものであるかと聞かれると甚だ疑問で。
わたしたちの言うミュージカルをしたことがなくて、そんなひとに文章だけでこの魅力を伝えること。
楽しそう!やってみたい!と思ってもらって、会場に1回来てもらうこと。

そんな文章が書けるにはどうしたらいいんだろう。



ミュージカルで渡される台本は全体を通して、増田明先生の流れるような音楽的なセリフで占められていて、
ひとつのきっかけですらすらすら~と口をついて全部出てきます。
だから1回出演した作品のシーンなら、誰か一人がひとつキーワードを言っただけで
みんながこぞって即興でセリフの言い合いになってしまうほど、覚えやすいのになぁ。


想いを上手く伝えるにも、言葉を選ぶ必要があります。
選んだ言葉を並べるセンスが必要だと思います。
人それぞれのやり方はあるけれど、わたしはどちらかというと他人に優しい伝え方をしたいと思います。


そういった点で、ミュージカルの中の流れるセリフや、即興キテレツなコトバ、
こどもたちの豊かな発想に日々触れていられるこの恵まれた環境で、もっと生身のコトバの修行を積まねばならないなぁ、と
しみじみ感じている次第なのです。


なんにせよ、読書は環境。それしかなければ人はやります。
おもしろさに気づかせればこっちのもん。


・・・その要領で論文すらすら読めたらなぁ。ブログかけたらなぁ。
暑いなぁ。



明日7/3(Sun)は第26回公演「オズの魔法使い」の1回目の練習です!!

まだまだ出演者募集中ですので、
ミュージカルってどんなの?興味のでて来た人!
からだ動かしたいひと!
こんなわたしに会いたいひと!?
ぜひぜひ体験レッスン参加しにきてくださいね!

(詳しくはページ上部「出演者募集!」項へ!)




いつき