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それは、サマーキャンプ2日目の夜の事です。


その日の練習終わりに、突然増田先生から
「今日の夜の練習時間には、生活班ごとに隠し芸を披露してもらいます。」
との発表。

やるかやらないかは、先生のプラン次第!(毎年ではありません。)
なのに、事前に芸を用意している子もいるほど、皆が密かに楽しみにしている「お化け大会」に次ぐ人気イベントです。

そうなると、何をやるかが腕の見せ所。
生活班メンバー総出で、夕食と入浴時間以外の短い時間を利用しアイディアを出し合います。


さて、突然ですがここで質問です。


皆さんなら一体どんな「隠し芸」を披露しますか?


「マジック」や「クイズ」「歌」。中には「阪急の駅名、暗唱します!!」なんて強者もいるかもしれません。
アイディアが出なくて、途方に暮れてしまうという人もいるでしょう。


ところがミュージカルにドップリ漬かった子ども達は、そんな定番な「発表」をする子が殆どいません。


それでは、発表の一部をチョコット皆さんにご報告します。



①「ものまね」
 
 
 隠し芸の定番「ものまね」も、ミュージカルのメンバーがすると何とも個性的な内容に変化します。
それは
「全員で、一人のものまねを同時にする。」
というもの。
人気者や、ものまねの上手い子が代表で発表するのではなく、皆で同時に「一人のものまね」をして、それを見てる皆が「誰のものまねなのか当てる」ゲーム形式です。
単純だけど、素晴らしいアイディアじゃないですか??
一人一人が表現するちょっとした「ものまね」も、皆ですれば芸人顔負けの再現率です!


②「卓上ゲームを大胆アレンジ」

 子ども達の間で人気のゲームは色々ありますが、彼らの間では「カードゲーム」が今一番熱いモノのようです。

既製の対戦型カードゲーム、ホワイトボード、試合の解説者がそろったら、ゲーム開始。
1対1の真剣勝負が始まります。
注目は、そのカードゲームのアレンジ方法。
カードにはそれぞれに「技」や「魔法」「体力」があり、お互いの持ちカードを戦わせて、相手のカードを早く倒した方が勝ちになります。
これが、基本の遊び方。
カードには解りやすいようにそれぞれのカードの特徴を生かしたキャラクターが描かれているのですが、
なんと、彼らはそのキャラクターを
「オズの魔法使い」に出てくるキャラクターに置き換えて公開対戦を始めたのです!

例えば、
「相手に100のダメージを与える大猿」
というキャラクターを
「相手に100のダメージを与える「ドロシー」」
に変える…なんて感じです。

試合の現状をホワイトボードに描く係。
ルールや試合内容をリアルタイムで解説する係。
と、サポートも充実。

ただのカードゲームがミュージカル色に染まり、思わず「そう来たか!!」と脱帽した発想力でした!!




ミュージカルでは、子ども達が表現した事に対して「否定」をしません。
皆、自由に伸び伸びと自分を表現する事ができます。
誰かにバカにされたりもしないので、自分の表現したい事に「規制」を掛ける必要もありません。
だからこそ、このような「驚きのアイディア」が形になって素直に現れます。

また、「短い時間で隠し芸を考える」為、飾らない子ども達の発想がそのまま表現されるのです。
これは普段の「即興の練習」の賜物でもあります。
(即興の練習については、過去の日記を参照してください!!これを機会に、過去の日記も読んで頂けたら嬉しく思います。)

素直に表現するって、実はとっても難しい!

でも、それをパッと出来てしまう子ども達には毎回とても驚かされます。


凄いぞ!星のこどもたち!!!



<あいこの3行プロフィール>
小学1年生からミュージカルの虜に。長期のお休みの後、最近突然の復帰を果たす。
「本気で楽しみ本気で遊ぶ」が心情。なので子ども達よりもハイテンション!!
体はおばさん、だけど心はピーターパン♪今年も全力で楽しみます☆



9月11日
この日は、真夜中に台風が上陸し暴風警報やら大雨警報やら
出ていて練習があるのかどうか不安になりながら・・
連絡が入り、「練習あります!」とのこと・・

いそいそと出掛けましたが、遅刻・・ごめんなさい。


てなわけで・・「歌の練習」からの参加でした。

以前に今年の『オズ』はいい歌がたくさんあります!
とお伝えしたかと思います。
今回はメインの子達の歌を中心に歌いました。何度聞いて、歌っても泣けちゃう。ほんとにいい歌ばかりです。

歌の練習が終わると
自分の内なる動きを出し、素直に表現できるように即興表現というものをやりました。
今回のテーマは漠然とした内容でした。
楽しく歩いたり、疲れたからだを表現したり?
これが、あとあとのシーンにつながっていくんだな?と思ったらほんとにすごいことをやってるんだな?と思わされます。

悪い魔女に囚われていた人たちが解放されるときに踊る
『解放の踊り』も、皆「疲れたー」と言わずに踊れるようになりました。最初の頃は「長い踊りだな?」と思っていたこの踊りも、今は「え?もう終わったの?」と思えるくらい楽しくなりました。

休憩をはさんで最後はアンコールで踊る皆大好きな
「怪獣のバラード」今回は歌いながら踊ると言うことを重点的にやりました。皆歌えてる?って周りを見たら、私の心配をよそに楽しそうに歌いながら踊ってました。
そんな和やかな雰囲気の中練習は終わりました。

毎回思うことですが、月曜日から土曜日まで働いて(主婦もして)日曜日にヘトヘトになってミュージカルに来るのですが、みんなの笑顔に迎えてもらい暖かい雰囲気の中で帰る頃には
ホッコリした気持ちで帰れるんです^^明日から頑張ろうって思える場所。そういう場所があるってホントにありがたいな?って思います。

〈休憩時間の一コマ〉
20年前に「オズ」で主演のドロシー役をしていた子が
結婚して9ヶ月の子どもを連れて久々に来てくれました!
プチ同窓会をしながら子供ちゃんと遊び、とてもふんわりしたひと時でした。やっぱり赤ちゃんは可愛い!!


ゆき

〈3行プロフィール〉
ミュージカルを始めて20年、はじめて立ったのは小学5年生。
初めての役はカラス役。舞台上でのドキドキ・終わった後の達成感が忘れられず、家事と仕事を両立しながらまだまだ爆進中の30歳です!

大阪ではサマーキャンプ以来の練習がどんどん行われている中、いつきはおさぼり・・・
ではなく、大学提携の短期留学で1ヶ月ほどオーストラリアはシドニーに滞在しておりました。
あ、まだなう!です。何もなければ明日朝帰国します。


ちょっとオズの国へ飛ばされたドロシーの気分。
異国の地で、英語と経験を得る旅をしたのです!


初めての海外長期滞在で、どれほどホームシックになることかと、どれほど戸惑って毎日泣いて暮らすのかと構えて出発したのですが、
まぁ海外でも、私のどこでもなんでもなんとかできる性格は健在で、なんとかこちらのスタイルに順応し、
とくに寂しい想いをすることもなく帰国の日を迎えることになりました。

祖国を思う気持ちが芽生えるにはもう少し長い滞在が必要なようです。


というのもシドニーの大学では日本人クラスに入ったので、たくさんの日本人の友達と3週間ともに勉強し、観光し、飲み遊ぶことができたからです。

英語が通じずにした悔しい思いも、日本語で話しかけてもらってうれしかったこと、頼んだ料理が得体の知れない物体だったこと。
どれもきっと一人ならそれだけで終わったことを話あえて、笑い会える仲間がいるということがとても心強かったのです。


しかしながら昨日でそのクラスともお別れ。
第一陣はそろそろ日本のそれぞれの都市に着いたのではないでしょうか。

日本全国から英語を学ぶためにシドニーに集い、英会話に難があるもの同士、苦楽?をともにした仲間との別れはとても辛いものでした。


たった3週間、されど3週間。
どうがんばっても戻らない、充実した時間は私のタカラモノです。


この期間を通して英語以上に、経験とかけがえのない友達を手に入れることができました。

オズの劇中にある仲間を思う歌は、今歌ったら自分に置き換えて泣いてしまいそうです。


「夢の中でぼくたち、きっとまた会えるよ。君の思い出を大切にするよ。
ドロシー泣かないで。きっとまた会えるよ。オズの国のこと忘れないでね。
・・・
ドロシー泣かないで。またおいでよここへ 不思議な魔法のオズの国へ。」



出会いがあれば、同じ数だけ別れがあるとはうまく言ったものです。


でも出会いの数だけ、新しい経験をして、別れの数だけ、ヒトは強くなれるのです。


きっとまた彼らに会える日を楽しみに、そのときまたさらに成長した自分を見せられるように、
帰国後も私のフィールドで日々精進しようと思います。


明日帰ったらまずはコンビニでおにぎりを買います!
ではまた!


いつき


<いつきの3行プロフィール>
現在21歳。ピチピチの女子大生と言っていられるのは今年まで。ミュージカル話押しで内定をゲット。
5歳で初舞台。歌と踊りとお芝居と、それぞれにそこそこできると本人は思っている。
中学の演劇部の発声で体得した声のでかさと、高校の器械体操部で体得した柔軟性、俊敏性を武器にこどもたちと戯れ、味方につければこっちのもんさ(ニヤリ)。


詳しくはメンバープロフィール項へ!

それは、サマーキャンプ2日目の夜の事です。


その日の練習終わりに、突然増田先生から
「今日の夜の練習時間には、生活班ごとに隠し芸を披露してもらいます。」
との発表。

やるかやらないかは、先生のプラン次第!(毎年ではありません。)
なのに、事前に芸を用意している子もいるほど、皆が密かに楽しみにしている「お化け大会」に次ぐ人気イベントです。

そうなると、何をやるかが腕の見せ所。
生活班メンバー総出で、夕食と入浴時間以外の短い時間を利用しアイディアを出し合います。


さて、突然ですがここで質問です。


皆さんなら一体どんな「隠し芸」を披露しますか?


「マジック」や「クイズ」「歌」。中には「阪急の駅名、暗唱します!!」なんて強者もいるかもしれません。
アイディアが出なくて、途方に暮れてしまうという人もいるでしょう。


ところがミュージカルにドップリ漬かった子ども達は、そんな定番な「発表」をする子が殆どいません。


それでは、発表の一部をチョコット皆さんにご報告します。



①「ものまね」
 
 
 隠し芸の定番「ものまね」も、ミュージカルのメンバーがすると何とも個性的な内容に変化します。
それは
「全員で、一人のものまねを同時にする。」
というもの。
人気者や、ものまねの上手い子が代表で発表するのではなく、皆で同時に「一人のものまね」をして、それを見てる皆が「誰のものまねなのか当てる」ゲーム形式です。
単純だけど、素晴らしいアイディアじゃないですか??
一人一人が表現するちょっとした「ものまね」も、皆ですれば芸人顔負けの再現率です!


②「卓上ゲームを大胆アレンジ」

 子ども達の間で人気のゲームは色々ありますが、彼らの間では「カードゲーム」が今一番熱いモノのようです。

既製の対戦型カードゲーム、ホワイトボード、試合の解説者がそろったら、ゲーム開始。
1対1の真剣勝負が始まります。
注目は、そのカードゲームのアレンジ方法。
カードにはそれぞれに「技」や「魔法」「体力」があり、お互いの持ちカードを戦わせて、相手のカードを早く倒した方が勝ちになります。
これが、基本の遊び方。
カードには解りやすいようにそれぞれのカードの特徴を生かしたキャラクターが描かれているのですが、
なんと、彼らはそのキャラクターを
「オズの魔法使い」に出てくるキャラクターに置き換えて公開対戦を始めたのです!

例えば、
「相手に100のダメージを与える大猿」
というキャラクターを
「相手に100のダメージを与える「ドロシー」」
に変える…なんて感じです。

試合の現状をホワイトボードに描く係。
ルールや試合内容をリアルタイムで解説する係。
と、サポートも充実。

ただのカードゲームがミュージカル色に染まり、思わず「そう来たか!!」と脱帽した発想力でした!!




ミュージカルでは、子ども達が表現した事に対して「否定」をしません。
皆、自由に伸び伸びと自分を表現する事ができます。
誰かにバカにされたりもしないので、自分の表現したい事に「規制」を掛ける必要もありません。
だからこそ、このような「驚きのアイディア」が形になって素直に現れます。

また、「短い時間で隠し芸を考える」為、飾らない子ども達の発想がそのまま表現されるのです。
これは普段の「即興の練習」の賜物でもあります。
(即興の練習については、過去の日記を参照してください!!これを機会に、過去の日記も読んで頂けたら嬉しく思います。)

素直に表現するって、実はとっても難しい!

でも、それをパッと出来てしまう子ども達には毎回とても驚かされます。


凄いぞ!星のこどもたち!!!



<あいこの3行プロフィール>
小学1年生からミュージカルの虜に。長期のお休みの後、最近突然の復帰を果たす。
「本気で楽しみ本気で遊ぶ」が心情。なので子ども達よりもハイテンション!!
体はおばさん、だけど心はピーターパン♪今年も全力で楽しみます☆

今日は、夏休み明けて、最初のミュージカル練習の日でした。

この間から台風13号が来ていて、ミュージカルの練習ができるのか?と不安がいっぱいの中、お天気も良いので、練習は予定通り行われました。

サマーキャンプ以来のミュージカルの練習。久しぶりに会う、仲間たちとであって「久しぶり」なんて喜びあう姿も!!

練習前に着替えていると「今日、練習やって忘れてた」なんて
いう子もいたなあ。

忘れてた・・って思い出しましたが、自分の役を忘れている子がいました・・。
まあ、役決めが終わってから、練習は2週間もあいていたし、
実感がないだけかもしれませんね。

練習をつんでいけば、自分の役がすっかりはまっていくでしょう!


まずは正座をして挨拶から始まります。
ミュージカルの練習をはじめるにあたって、参加者である私たちは、ミュージカルの指導をしてくれる先生とリーダーに「お願いします」とおじぎをします。
楽しい楽しいミュージカルの練習が始まるのですから、大人も子どもも、ワクワクしてと「よろしくお願いします」という気持ちを伝えます。

練習は、怪我をしないため、思いっきり自分を発揮するため、
増田先生が考案した「ボディートーク」のプログラムで、心も体もほぐします。

よく踊って、歌えるためには必須プログラムです。


歌の練習は

「泣かないでドロシー」

「ふるさとが一番いい」

「ライオンの歌」

と、オズの作品は歌がいっぱい。
今からがんばって覚えていかなくては(汗)

夏のキャンプで覚えた新作「オリバーのマーチ」
マンチキン人が、ふるさとに帰れなくて泣いてるのを励ます歌と踊りです。
本番では、マンチキン役の人たちの踊りですが、練習では、出演者全員でやりましたよ。
それは、それは、大人数の「オリバーのマーチ」
迫力満載で、みんなあたふたしながら、なんとかかんとかやり遂げました。

さて、休憩の時に、増田先生に「かなえちゃん・・・ちょっと」
と呼ばれました。
なんだろう・・と言って見たら「しごき工場」の振り付けするよと・・。

オズの中で、一番悪い魔女であるイブリーンが、オズの国の人達を奴隷にしてるシーンで歌う「イブリーンしごき工場」

歌の間奏で、「うんしょこらしょ」と労働をする動きがあります。
その振り付けを休憩の時に「これやって」と伝授されました。

休憩明けは、もちろん、この踊り。

動きは簡単なのに、音楽に合わせるとこれまた難しい。
でもとっても楽しい動きに、みんな大喜び。

スムーズにできるようにみんながんばるんだ!!

最後は、「解放の踊り」で締めくくり。

久しぶりの解放の踊り。忘れてる部分もあって・・

激しい踊りに、みんなクタクタで、夜はぐっすり眠れていることでしょう。

最後は指導していただいた先生とリーダー達に
正座で「ありがとうございました。」という感謝の気持ちを伝えおじぎをして終わりました。

楽しいミュージカルの練習は特別な時間。また来週もお願いします。という気持ちもこめて・・。

キャンプをお休みしていた人も、自分の役がわかって一安心。

来週は、脚本ができあがるという発表もあり。

次の練習が楽しみですね。


ではでは、かなえちゃんでした。



<かなえの三行プロフィール>
母の勧めで小学4年からミュージカルに参加!舞台の上で踊る楽しさとミュージカルを好きになりすぎて、はや20年!
中学生くらいに、練習室の壁に穴を開けたという伝説あり!
昔も今も、常にクルクル回り踊っています。ミュージカルに骨をうずめる覚悟で今年も頑張りますよぉ!!

詳しくはメンバープロフィール項へ!