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今回の練習日記担当は、Hostかなえが担当します。

午後練習2回目のお稽古、先週お休みやったからか、
子ども達のテンションの高さ。
エネルギーの強さ。
もうね、収集がつかないってくらいでした。
発声練習も集中できない感じ。なので、「結婚式の鐘が」の踊りで、エネルギー発散!
しょっぱなから踊りはきついかも?
そのとき先生が「白雪姫、担ぎあげれるか?」との指示。
そう、今回の「結婚式の鐘が」では、王子様が白雪姫を抱きかかえて、見つめ合いながら回るという演出付き。映画のワンシーンみたいでかっこいいな。王子!
てか、今回なんか「おいしい役」なんじゃない?と・・・。

それはさておき、本日、衣装合わせをしました。
侍女とお妃と小人さんもだったかな?
今までの衣装合わせは、昼休み中に和室で着替えて、衣装さんに返して終わり(泣)
でも今年からは「衣装合わせも練習の一環」ということで、衣装を着て練習をして、役のイメージを作り上げるということに。
確かに今までだったら、通し稽古までは着れないから、どうしても部品は忘れてしまうし、役のイメージだって沸かない。
衣装を着て、自分達のペースで馴染んでいくからこそ、練習にも身が入るってものだし、練習だって楽しい、
それが、可愛い衣装だったらなおさら気合いが入る。
ちびっこ達の態度を見ても普段だったらそこまで練習しない子でも参加してる。
やっぱり、役になりきる時間の保障は大事だなと改めて実感。
その実感はやはり、白雪姫!!どんどん姫になってきてる。「姫」の気品が現れてきてる感じは、見ていて面白い!

見ていて面白くて、やってみて面白いのは、ゆきちゃん率いる「毒虫」でしょ!
ちなみに香苗も毒虫で登場します。魔女役のゆきちゃんは「演技が・・呪文がむずかしい」と悩んでいてたけれど、練習ではなんのその!すごく面白く仕上がっている。
そして、毒虫をやる側からしたら、「もっとこうしたい」という欲が出てきました。もっと気持悪くするために研究を怠らんようにしないとね(笑)

さて、小人さん達の練習はどうなんだろう?とちらっとお隣のお部屋を覗き見・・
「カンテラ」持って、頭において踊ってました。めっちゃ可愛い。
例年になく小人さんが小さいから衣装がだぼだぼ・・それがまた可愛い。と見ていたら、
セリフの決定をしていました。
邪魔したらあかんから、そこまで見てなかったけど、踊りもしっかりやって、セリフも決まって、練習がどんどん進んでいく予感!
いうても12月もそろそろだからね、気合い入れて頑張るぞ!!

そうそう、練習終わりに「音楽CD」を渡しましたよ。歌の録音は12月5日。
後2週間で歌の練習を頑張りましょうね!!



徐々に冬が近づいてきました。寒くなってきたということは?本番が近づいてきているということ!
午後練習も始まり、内容がどんどん進んでいきます。

自然体、発声の後に毒虫チームと動物チームに分かれて即興をしました。毒虫チームはどんなお題もおどろおどろしい感じに、動物チームはどんなお題にも可愛い動きを作りました。動物チームではくま同士がおなかをぶつけ合う動きがあったり、うさぎがしっぽをふりふりはねていく動きがあったり。毒虫チームでは連なってにょろにょろした動きをしたり。みんな本当即興がスキだなー。うさぎもクモも全身で弾んでる。どちらかというと毒虫チームに軍配が上がったのはみんな本当はキモチワルイ系が好きだからだな!きっと!

役ごとに分かれて練習する時間が増えてきました。侍女・兵士チームは「ワオ」を中心に「アイスクリーム」と「エアロビ」をしました。しょっぱなから3曲連続で踊りが続きかなりハードですが、お妃や牧師と侍女の台詞がテンポよくシーンをつないでゆく、練習していても面白いシーンです。
練習の中でお妃役をかって出てくれた元お妃役のおねーさんは、久しぶりにやっただろうに台詞が次から次からよどみもせずに出てくる出てくる。これ、ミュージカルを何年もやってる人ならよくあることだと思うのですが、ひとつ台詞が出てくると、溢れる水のように歌まで流れ出しミュージカルが止まらなくなってしまうんです。増田先生が常々おっしゃっている「音楽的」に流れがある場面であり台詞であり歌であるから、何年たってもきっかけひとつで全部出てくるのだろうな、と改めて思ったのでした。これ、テスト勉強にも使えたらいいのになぁ。

最後は「嘆き」から「愛のデュエット」「結婚式の鐘が」をしました。胸をつめて全身で泣く、希望を持った顔を向ける、最後の望みを託し祈る、喜びに満ち溢れて弾む。すごく盛りだくさんなシーンです。歌の練習で音響の山本さんが言っていたように切り替えが重要になっているのですが、それがまた難しい・・・。やわらかいこころとからだで、自然に息として現れるのを待つとしましょう!
これからの練習の中でどのようなクライマックスになっていくのか、今後に期待!なシーンのひとつです。

今回のしらゆき姫では新たにおもしろいシーンが増えています。
前回までお妃がリンゴを作るシーンでは炎の精が舞っていたのですが、
今回はお妃の手下?として毒リンゴ作りを手伝う毒虫たちが妖しく蠢く、というシーンへと変貌を遂げました。
そんなわけで即興の中にも「ムシ系」が必然的に多くなってきます。
ぐつぐつ煮えたぎる鍋、めらめら燃え上がる炎、不気味な得体の知れない何かを
子どもたちは見事に表現します。
そんなおどろおどろしい雰囲気も最後に「結婚式の鐘が」が流れれば、
一瞬でみんなの顔が明るくなり満面の笑顔とうれしさで心弾む踊りへ切り替わる!
切り替え、これタイセツ!!

夏の合宿から保留となっていたお妃役と王子役、まだ配役の決まっていなかった人たちの配役発表もありました。さぁこれからが練習の本番だ!